凍害をしっかりメンテナンス・外装リフォーム事例

凍害が生じていた玄関面の外壁がこちら。苔汚れが目立っていました。

玄関の右側の外壁に、白くなっている箇所が何か所か確認できました。

これは凍害により、外壁表面が劣化し、めくれたものです。放置すれば水分が浸入し、建物を傷めてしまいます。

他の面の外壁にも、塗膜劣化や色褪せなどの経年劣化が目立っていました。

まるで木を積み重ねたようなデザインの窯業系サイディングボードです。角度によって違った表情を見せてくれます。雨で汚れを流す「親水コート」仕様の外壁材。表面に汚れが残りにくいので、キレイが長く続きます。

「スーパームキコート」は、無機の特徴である優れた耐候性と、有機の特徴である耐クラック性を兼ね備えたハイブリッド塗料です。フッ素塗料を超える20～30年の耐久性があるため、紫外線や雨風から長期間お住まいを守ってくれます。

外装リフォーム後の外観がこちら。玄関面はアクセントとしてカラーの異なるサイディングボードに張替えて、見た目も一新させました。

玄関面はホワイトの木目調をセレクト。

その他の面は、既存の外壁をチャコールグレーに再塗装。異なる模様パターンが変化を生み、見ていて楽しさも感じます。

丈夫な塗膜が作り出す美しい艶は、建物を雨や紫外線から守ってくれます。

屋根についてもかなりの経年劣化がみられたため、今回再塗装を行いました。スレート屋根の耐久性は10～15年。メンテナンスの間隔が適切であれば、屋根材そのものも長持ちします。大切なお住まいだからこそ、ぜひ定期的なメンテナンスをご検討ください。