暮らしが変わる、和室再生プロジェクト!断熱改修で快適性も大幅アップ♪
以前、トイレと洗面脱衣所のリフォームをご依頼いただいたお客様から、「使われていない和室を、息子夫婦が住める1LDKに改装したい」とのご相談をいただきました。
◯お悩みとご提案
具体的なご要望は、広々としたリビングを希望するため、構造上可能な限り柱を撤去し、断熱性能に優れた居住空間と、耐震性を高める工事を年内に完了させたいとのことです。
お客様が理想の間取りプランをご用意されていたため、そのプランを最大限尊重し、実現に向けてリフォームを進めることになりました。
◯和室の撤去
まず、二間続きの和室とサンルーム、廊下の一部を解体し、広々とした空間を確保。構造の安全性を確認しながら、柱を可能な限り撤去しました。築50年の住まいのため、窓を中心に断熱材を丁寧に施工し、基礎から外気温の影響を受けにくいよう改修。既存の4つの窓には内窓を設置し、さらなる断熱性能向上を図りました。
◯キッチン新設に伴う追加工事
そして、キッチンの新設に伴い、給排水管、電気、ガスの配管工事を実施。お客様にご用意いただいた間取りプランに基づき、キッチン配置から逆算して最適な位置に配管を新設しました。また、「配管の見た目をスッキリさせたい」とのご要望に応え、配管の配置にもこだわり、見た目にも美しい仕上がりを追求しました。
◯可変性のある間取りとスタイリッシュな内装
間取りは、リビングに隣接する寝室を引き戸で仕切ることで、ライフスタイルに合わせた空間利用を可能にしています。引き戸を開放すれば、リビングと寝室が一体化し、広々としたLDKとして利用できます。来客時や家族が集まる際には、開放的な空間でゆったりと過ごせるでしょう。一方、引き戸を閉めれば、寝室はプライベートな空間として独立し、静かに休息したり、集中して作業したりすることができます。内装はモノトーンで統一し、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出しました。
◯壁付けキッチンで空間を最大限広くする
キッチンには、デザインと機能性を兼ね備えたクリナップの「ステディア」を採用。空間を広く使いたいとのご要望から、対面式ではなく壁付けキッチンを選ばれました。
◯その他
この他にも、廊下の床、クロス、天井は、温かみのある木目調で仕上げ、ダウンライトを効果的に配置することで、空間に奥行きと広がりをもたらしました。これにより、廊下が単なる通路ではなく、住まいのアクセントとなる心地よい空間へと生まれ変わりました。
951万円 (税込)