築40年超の5DKが劇的変化！全面リフォームで手に入れた、ビルトインガレージ付きのマイホーム

施工前の1階の間取りです。今回はビルトインガレージを新設するために、手前の和室を丸ごとなくし、生活動線に配慮した間取りへ変更します。

年季を感じさせる、1階奥のダイニングです。キッチンはもちろん、隣接するお風呂やトイレ、階段の配置を見直し、広々とした快適な生活空間へとリフォームします。

昔ながらのタイル張りのパネルや、年季の入ったキッチン。空間に奥行きを出すため、キッチンの配置を食器棚側（写真右側）に変更します。

二間続きの和室のうち、一部屋はビルトインガレージへと生まれ変わり、もう一部屋は和の落ち着きを残しながら、現代の暮らしに合わせた空間へと再生します。

在来工法の浴室は、構造上の問題や経年劣化でタイルが割れるリスクもあります。また、カビの発生や冬場の厳しい寒さに繋がることも。

水色のタイルと個性的なデザインのタンクが目を引く、リフォーム前のトイレです。快適性や機能性、そして日々のお手入れがしやすいトイレに再生します。

1階の和室一部屋を解体・改修し、ビルトインガレージへと生まれ変わらせる工事です。ガレージから室内へのアクセスは、隣接する居室に設けた掃き出し窓と、玄関に直結する勝手口の二方向から可能とし、雨の日も快適な動線を実現します。

壁には、断熱性・吸音性・耐久性に優れたグラスウールを隙間なく充填します。グラスウールは、熱伝導率の低さから外気温に左右されにくい快適な室内空間を作り出す断熱材です。また、隣家との距離が近い立地のため、グラスウールの持つ吸音効果が防音対策としても有効です。

ビルトインガレージから室内へ直接アクセスできる玄関は、ゆったりとした広さを確保しました。また、通路側には一部壁を設けることで、外からの視線を遮り、プライバシーにも配慮した空間となっています。

ビルトインガレージから室内へのアクセスを可能にする勝手口です。間口が広く設計されているため、荷物の運び入れがスムーズに行えます。ガレージと直結していることで、お天気を気にせず室内へ移動できます。

1階の中央にあった階段を解体し、居室部分の壁沿いに新しい階段をかけ替えました。壁・天井・床も一度すべて取り払うことで、間取り自体を根本から見直す大規模なリフォームです。

日当たりの良いこの場所にキッチンを移設し、窓を断熱タイプに交換することで、明るく快適な空間をつくります。既存の壁、天井、床を解体し、設備配管からやり直す作業です。

リフォームによって生まれ変わった1階の間取り図です。かつての和室（手前左下）は、ご要望のビルトインガレージへ。ガレージと玄関ホールが直結する画期的なプランにより、お買い物の後や悪天候時でも、車から荷物を持って直接室内へスムーズに移動できます。

建物の骨格はそのままに、1階部分を大胆に改修しました。駐車場のない中古物件に、ビルトインガレージを持つことで駐車スペースを見事に確保。ワイドになった玄関が、住まいの新しい顔となっています。

ダークブラウンのフローリングがシックな印象を与える玄関ホール。ゆったりとした空間には、外からの玄関ドアに加え、ビルトインガレージへ繋がる便利な勝手口が設置されています。

玄関ホールに隣接する居室です。モダンな印象の琉球畳と、冬場も快適な掘りごたつを設置し、くつろぎの和空間を創りました。階段下の収納により、片付けやすさも確保しています。

白とダークブラウンのモダンなコントラストが目を引くダイニングキッチンです。窓からの豊かな採光を活かし、リフォーム前とは見違えるほど明るい空間へと生まれ変わりました。

ダイニングキッチンに続く洗面脱衣室も、浴室への入口は段差のないフラットな設計で、転倒のリスクを軽減し、安全に配慮しています。水回りの設備は、シンプルで使いやすく、お手入れも簡単なLIXIL製品で統一しました。

新たに設置した窓により換気効率が向上し、清潔な空間を保ちやすくなっています。システムバスの高い保温性能で、寒い季節でもヒヤッとせず、ゆっくりとバスタイムを楽しめます。

限られたスペースを有効に使うため、省スペースな手洗い器付きトイレを採用。白を基調とした明るく清潔感のある空間に、ダークブラウンのカウンターと木目がアクセントとなり、モダンで落ち着いた印象です。

2階の居室は、和室の雰囲気を一新し、フローリングの明るく快適な空間となりました。襖を撤去したことで、家具の配置がしやすく、自由度の高い空間利用が可能に。窓辺にはダークブラウンのアクセントウォールを施し、空間に深みとメリハリを加えています。